保育園では、保護者が用意するお弁当ではなく、給食やおやつを園から提供されるのが一般的です。

昼食の種類はさまざまですが、その中でもご家庭で食べるようなできたてを提供できるようにと、「自園調理」を多くの保育園が導入しています。

そのような保育園の給食がどのようなものなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では保育園の給食の説明と保育園の給食のメリットを紹介していきます。

 

保育園の給食とは

保育園の給食を自園調理と言います。

自園調理とは、各保育園に栄養士・調理員を配置し、調理室を設置して園内で子どもたちに提供される昼食やおやつの調理・提供を指します。

全国保育士会では、「自園調理」の導入で、子どもひとりひとりの健康や発達に適した食事や食育活動を提供できることから、子どもの成長にとって非常に重要であると説明しています。

また、自園調理は、ただ毎日手作りの昼食を提供できるだけでなく、おひな様やこどもの日、クリスマス、冬至など季節に応じたイベントと食事を関連づけた保育サービスが提供できます。

楽しみながら食べることを学ぶ「食育」の機会を自然な形で実現できるのも、自園調理のメリットです。

他にも保育園の給食にはメリットがあるので紹介していきます!

 

保育園の給食のメリット

保育園の給食のメリットは主に以下の3つがあります。

・子供たちの食の傾向や体調に合わせて柔軟に対応可能

・できたてのものを食べられる

・安心・安全に提供できる

11つ紹介していきます。

 

メリット①子供たちの食の傾向や体調に合わせて柔軟に対応可能

保育園の給食は、子供たちの食の傾向や体調に合わせて柔軟に対応できます。

その理由として、保育士だけでなくメニューを考える栄養士や調理を行う調理師が、毎日どのようなメニューや食材を子どもたちが残しているのか、どんなメニューが好きなのかを直接知ることができるからです。

そのため、嫌いな食材をいかに美味しく食べてもらえるかを検討し、献立に反映できるため、子どもたちの食の幅を広げ、健康な体と心を育てることができます!

 

メリット②できたてのものを食べられる

保育園の給食の最大のメリットは、できたてのものを温かいうちに食べられるということです。

外部搬入のお弁当で昼食を提供する場合、搬入までの時間を考えた調理が行われるため、できたてで温かいうちに食べるのは難しいです。

その一方、保育園の給食は、日常の中で調理員が給食を作っている場面を見る機会や、調理している音が聞こえたり、料理が完成に近づくにつれてどこからともなく美味しそうなニオイがします。

このような暮らしを感じることもお子様の成長には大切な役割を担っています!

 

メリット③安心・安全に提供できる

保育園の給食では、調理に使用する食材もそれぞれの保育園自身で行います。

このように届けられた食材は、栄養士や調理師の目によって鮮度を確認し、洗浄など適切な下処理を行った上で調理されるため、園の管理下で安心・安全の給食が提供されているのです!

 

さいごに

保育園の給食のメリットは以下のものがありました。

・子供たちの食の傾向や体調に合わせて柔軟に対応可能

・できたてのものを食べられる

・安心・安全に提供できる

保育園の給食には、子供たちの健やかな成長には大切な役割があります。

ぜひ、給食を導入している保育園を選ぶことをおすすめします。